産院や地域の両親学級がことごとく延期・中止している中で見つけた、
「ミキハウス プレママ・プレパパ動画セミナー」に、7月11日(土)、参加しました!
ミキハウス プレママ・プレパパ動画セミナーとは
ミキハウスでは、赤ちゃんを迎えるママやパパ、家族に向けて、出産前の不安をやわらげ、これからはじまる赤ちゃんとの生活を安心してスタートできるように…と、全国各地で「プレママ・プレパパセミナー」を定期的に開催しているそうです。
今回は私が参加したのは、新型コロナウイルスの影響を鑑みたと思われる、全国一斉参加可能なオンラインの特別企画です。
時間は約60分。参加費はなんと無料!
インターネット配信される動画を閲覧できる環境さえあれOK。
マイクやカメラなども不要なので、部屋着で楽な姿勢でのんびり視聴が可能です。
ミキハウス プレママ・プレパパ動画セミナー参加方法
参加するためには、事前にWEBサイトから申し込みを行います。
申し込みをすると、以下の受講資料が郵送されて来ます。

- セミナーの案内資料
- ミキハウスのカタログ
- 季節別のご出産準備チェックリスト
- おむつのサンプル(2枚)
セミナーの案内資料に動画のライブ配信先URLが載っており、開始時間になると視聴できるようになります。
ミキハウス プレママ・プレパパ動画セミナーのプログラム
私が参加したプログラムでは、こんなお話を聞きました。
今回の動画セミナーが、初めて参加した両親学級だったので、初めて知ったり「なるほど!」と思ったりすることばかりで、とてもわかりやすくためになりました。
プログラム | 内容 |
---|---|
1.赤ちゃんについて | 生まれたばかりの赤ちゃんについて。1日にどのくらい寝ているのか、首が座るまでの抱っこの仕方、1か月検診までに増える体重など。 |
2.肌着の種類と着せ方 | 肌着の種類と季節に合わせた選び方について。 着せ方レクチャー。人形を使い、順を追って説明してくれます。 |
3.おむつの付け方 | おむつ事情と、紙おむつと布おもつについて。 紙おむつの付け方のレクチャー。人形を使い、順を追って説明してくれます。 |
4.沐浴の仕方 | 赤ちゃんの沐浴について。頻度やオススメのグッズなど。 沐浴のレクチャー。人形を使い、順を追って説明してくれます。 |
ミキハウス プレママ・プレパパ動画セミナーのオススメ視聴方法
動画視聴できる端末であれば、スマートフォンでもパソコンでもOKですが、
我が家はパソコンをテレビに繋いで、夫と一緒にソファに座って視聴しました。
動画を見ながら、実際におむつをつける練習をしてみたり、抱っこや沐浴の手順に合わせて手を動かしたりするので、画面が大きい方が分かりやすい!
60分休憩ナシなので意外と長く感じるかもしれません、ゆっくり座って見れる環境が作れるとベストだと思います。
夫よ、
テレビに繋いでくれてありがとう!!!
ミキハウス プレママ・プレパパ動画セミナーで学んだこと
動画セミナーの内容と合わせて、動画セミナーで学んだことをご紹介します。
赤ちゃんについて
- 生まれたばかりの赤ちゃんは20時間以上(!)寝ている。
- 授乳は2~3時間おきに行う。
- 生まれたばかりの赤ちゃんを抱っこする時は、片方の手(または腕)で赤ちゃんの首と頭を下から、もう片方の手で赤ちゃんのお尻を支える。この時のお尻側の手は、親指以外の4本の指がお尻側、親指は股を挟むように。
- 赤ちゃんを抱っこする位置は、抱っこする大人の心臓のあたり。生まれたての赤ちゃんは、20~30cmくらいの距離までしか見えないけれど、この位置ならば顔が見える。
- 赤ちゃんは、生まれて1~2か月間は家の中で過ごす。1か月検診が初めてのお出かけのケースが多い。
- 1か月検診までに約1キロ増えていれば、じゅうぶんにおっぱい(ミルク)が足りている
- 1か月検診が終わるまでは、ママはお風呂NG。シャワーのみ。(知らなかった…)
肌着の種類と着せ方
赤ちゃんの肌着ならではの特徴
- 縫い代や洗濯ネーム・タグなどは、赤ちゃんの肌を傷つけないために外側についている
- 肌着は1枚の布でつくられている=伸びやすい、着せやすい
- わきの下に山なりの立体的なカットがある=赤ちゃんが動きやすい
なお、洗濯は大人の服と分ける(洗剤も赤ちゃん用を使う)・乾燥機ではなく自然乾燥がオススメだそうです。
肌着の種類
短肌着
汗取りのための肌着。吸湿性・通気性のある素材でできている。
コンビ肌着
短肌着と重ねて使う、保湿のための肌着。足側にスナップがついていて、赤ちゃんの足がバタバタしてもめくれることがない。
長肌着
保湿のための肌着。足側がオープンになっており、おむつを頻繁に変える新生児時期に適しているが、最近は長肌着は使わずに短肌着+コンビ肌着の組み合わせが多い。
これらの肌着の上に着せる「ツーウェイオール」「プレオール」、ボディスーツ型の「ロンパース」などの説明もありました。
それぞれの種類についてはもちろん、「何を着せればいいの???」「短肌着と長肌着ってどう違うの???」と夫婦ふたりでハテナだらけだったので、実際の服を映しながら丁寧に説明してもらえてとても良かったです!
そしてやっぱりミキハウスの服は可愛い。
肌着選びで大切なこと
肌着選びで大切なこと、
それはデザインや柄ではなく、
生まれる季節に合わせたものを選ぶこと。
ミキハウスの服は柄ももちろん可愛いのですが、
「デザインや柄で選んではだめ」
と店員さんにきっぱりと言われるとは!
赤ちゃんのことを本当によく考えているメーカーであること、そして画面越しながら質の良さや季節に合わせたラインナップの豊富さも感じました。
肌着が5~6枚必要な理由
ミキハウスの「ご出産準備 チェックリスト(冬生まれ)」には、
- 短肌着(5~6枚)
- コンビ肌着(5~6枚)
と書かれていました。
これだけの枚数を準備しておいた方が良い理由は、
- 赤ちゃんがとっても汗っかきだから(体温37.5度、水分量70%!)
- ミルクの吐き戻しなどがあるから
- ゆるゆるのうんちをするから
だそうです。
「ゆるゆるのうんちで全身真っ黄色になったりします^^」
と笑顔で言われて、思わず夫と顔を見合わせました。
赤ちゃん、タイヘン…!
肌着の着せ方
ざっくりまとめるとこんな感じでした。
- コンビ肌着を広げて置く
- 短肌着を手に持って、コンビ肌着を迎えに行くようにして袖を揃えて合わせる(肌着2枚を1度に着せられる状態に準備する)
- 紐は赤ちゃんに絡まったりしないよう、外側に出して広げておく
- 赤ちゃんをお尻から頭の順に、肌着の上に置く
- まずは袖から通す。靴下を履く時のように袖をくしゃくしゃっとまるめて、袖口から大人の手を入れて、赤ちゃんの手を優しくつかむ。
- 赤ちゃんの手や腕を引っ張らないように、肌着を引っ張って腕を通す。
- 紐をちょうちょ結びで結んでいく。ぴったりの位置で良い。
おむつの付け方
布おむつと紙おむつ
布おむつの方が通気性が良い・肌触りが良いなどと聞きますが、日本の紙おむつは品質が良く、構造はほぼ同じと思って問題ないとのことでした。
おむつかぶれについて
おしっこやうんちなどがない時には、おむつの湿度は35%程度。
しかしおしっこやうんちをすると、湿度80%まで上がるそうです…!
そしてそこに雑菌が繁殖することで、おむつかぶれを起こしてしまうというサイクル。
紙おむつの場合、
布おむつより長時間つけていられるイメージですが、
おむつかぶれを起こさないためには
小まめに取り換えましょう!
とのことでした。
おむつの付け方
資料として事前に郵送されてきたおむつを使って、ティッシュケースを赤ちゃんに見立てて、おむつを付ける実践をしました。

ちょっとシュール…笑
ちなみに、おむつのサンプルはいくつかもらったことがありましたが、開けたことがなかったので、実際に触るのはこれが初めて。
おむつを手に取りながら
赤ちゃんってこんなに小さいのね
と、何だかじーんとしまた。
沐浴の仕方
沐浴の時間や頻度
1回の沐浴は、赤ちゃんが疲れてしまわないよう、1日1回・7~10分が目安。
夏場など汗をかいている時は1日2回でもかまわないそうですが、石鹸をつけて洗うのは1回だけにする方が良いそうです。
沐浴グッズ
- バスタブ
- 石鹸
- 小さいガーゼ(目や顔を洗う)
- 長めのガーゼ(体にかぶせておく)
- バスタオル(ガーゼ地とタオル地の裏表は使いやすい、形は正方形が便利)
かわいい…どれもこれもなんてかわいいんだミキハウス…
沐浴の仕方
沐浴の前には、着替えセットをつくっておくことが大切だそうです!(これ忘れていそうだなと思った…!)
「顔を洗うのは服を着たままでOK」ということで、まずは肌着を着たままの赤ちゃん人形の顔からきれいきれいに。
洗面器にお湯を貼って、小さいガーゼを浸し、そのガーゼで自分の1~2本指を覆うようにして、指先で顔を拭っていくのだそうです。
まずは1本指で目頭→目尻、
その後、数字の3を描くように2本指にて、おでこ→ほっぺ→あごの下。
顔を洗うのが終わったら、おしりふきでお尻をきれいにしてから、肌着を脱がし、バスタブに入れて全身の沐浴へ…という流れでした。
沐浴で大切なことは、目→お尻の順番に洗っていくことだそうです。
そして沐浴後大切なことは、
保湿をしっかり行うこと!
ベビーオイル→ベビーミルクローション→ベビークリーム がセミナーでは紹介されていました。
風呂上がりの私の保湿ケアよりもお高いのね。
保湿が重要な理由
赤ちゃんの保湿が重要な理由。
それは、
アレルギーの原因は、皮膚から入ってくるからだそうです。
私は初耳だったので、ちょっと調べてみました。
生まれた時には食物アレルギーはなく、生後2ヵ月~6ヵ月ごろアトピー性皮膚炎(乾燥してかゆみのある湿疹)を発症した後、1歳ごろにかけて食物アレルギーを発症します。アトピー性皮膚炎の赤ちゃんは角層が薄く隙間だらけで、卵など食品や動物のふけなどアレルギー原因物質(抗原)が皮膚に侵入し、アレルギーを引き起こす免疫細胞と接触することでアレルギー発症の引き金になるのです。そこで大切なのが、生後1~2ヵ月頃から肌の保湿(スキンケア)と早期のアトピー性皮膚炎に適切なお薬を塗ることです。5~6ヵ月以降離乳食を始めるまでに、赤ちゃんのお肌をツルツルすべすべの健康な状態に保つことが、食物アレルギーの予防に大切です。
乳児期に行うスキンケアがポイント 食物アレルギーの予防と治療
https://doctorsfile.jp/h/129466/mt/1/
セミナーいわく、昔は口から入るもの(食物)が原因と考えられていたそうです。
研究が進んだ結果、皮膚のケアが大切だということが分かったということですね。
赤ちゃんの皮膚は、例えるなら大人の瞼くらいの薄さ。
大人の皮膚の厚みの半分しかないそうです。
なんとなく
保湿ってそんなに大事なのか?
「 丁寧な暮らし」的に
気にしすぎなんじゃない?
くらいに思っていたので(ごめんなさい)、
ちゃんと心がけなきゃー!
と反省しました。
動画セミナーに感謝です。
ミキハウス プレママ・プレパパ動画セミナーの受講感想
動画セミナーを受講してみて、
素直にとても良かったです。
- 通常行われている両親学級などの開催や参加の予定が未定な現在、肌着の着せ方や沐浴やといった基本の説明が聞けて、とても勉強になった。
- 肌着の種類や沐浴グッズにどのようなものがあるのか、現物を動画越しに見ながら説明を聞けたので、分かりやすかった。
- ミキハウスのスタッフさんの説明が、話しぶり・声・テンポともにとても分かりやすかった。
- 高めな子供服のブランドという印象が強かったが、こんなスタッフさんに相談に乗ってもらえるならぜひ店舗に行ってみたいと思った。
新型コロナウイルス下の引きこもりプレママなので、
ベビー用品をゆっくり見に行ったりすることもかなわず、
ブランドにもまだまだ疎いのですが、
今日の動画セミナーですっかりミキハウスのファンになりました。
カタログを見る限り、価格帯はちょっと値の張るものが多いとは思いますが、必要なグッズ中の1着やここぞ! という時のお洋服など、ぜひ買いに行こうと思います。
次回は8月に開催されるようで、公式サイトでも申し込みを受け付けています。
プレママ・パパの皆さん、ぜひ夫婦でご参加ください♪
おまけ:ミキハウスのアウトレット商品
お得に買える方法ないのかな。
と思って探していると(店舗でも買いますよ…!)、
楽天の公式ショップでアウトレットコーナーがありました!
だいたい半額くらいになっている印象。
すばらしい!
入場無料のファミリーセールもあるそうです。
良いものだからお高いというイメージが先行していましたが、
公式でこんなにもお手軽に買える方法が用意されているなんてー!
ますますファンになってしまう。