フィンランド・ベイビー・ボックスを購入しました!
11月に第一子の出産を控えているのですが、検討の末、12月用のボックスを注文しました。
届いて現物を見て初めて、日本のベビー服とここが違うなという発見もあったので、洋服を中心にレポートします!

フィンランド・ベイビー・ボックスとは
北欧の福祉大国フィンランドでは、すでに80年以上の歴史があるというこのボックス。
「すべての子供が分け隔てなく祝福と歓迎のなか人生を始める」ことを目的に目的に、1937年から国が配布を始めたそうです。
ボックスではなく現金を受け取ることもできるそうですが、現金以上のお得な品々が詰まっていることから、99%の初産婦がボックスのほうを選ぶとか。
私が購入したフィンランド・ベイビー・ボックスは、これと同じものを世界中の赤ちゃんに届けたいというフィンランドに住む3人のパパ達の思いからスタート。
正式な名称は、出産準備に必要なものがすべて揃っていることから、FINNISH BABY BOX(フィニッシュベイビーボックス)と呼ぶみたいです。
何をどれだけ買えば良いのかよくわからないし、初マタだしコロナだし仕事の引継ぎもいっぱいいっぱいだし、できるだけ悩みは少なくしておきたいという私にとって、生まれ月を選択するだけで1年分のお洋服を届けてくれるこのボックスは、非常に魅力的でした。
フィンランドからの送料込¥54,000で購入することができます。(ムーミン版は¥64,000)
我が家は2020年7月にクリアランスセールで購入したので、40%オフで¥32,000でした! お得!!
定価だとお財布事情に厳しい夫の承認が下りなかったかもしれないけど、このクリアランスセール効果のせいか意外なほどにアッサリOKが出て、相談した翌日にはポチってました。(共同財布なので我が家の買い物は基本的に互いの承認制です。)
フィンランド・ベイビー・ボックスは日本語対応
商品はフィンランドから届きますが、WEBサイトもサポートのメールも完全に日本語です。
海外からの買い物が不安な方でも安心して購入することができます。

このメールの通り、支払った税金については領収書の写真を送ると返金の対応があるのですが、その際のメールのやり取りもとてもスムーズでした。
使い方など何かご不明な点などございましたら、お気軽にメールをお送りください。:)
というコメントもあって、ほっこりしました。:)
ちなみに洗濯タグも日本語です!

11月出産予定のプレママが、12月出産サイズを選んだ理由
フィンランドベイビーボックスのお洋服は、国・誕生月・冬の気候を選ぶだけで、生後1年分のお洋服が届きます。
基本的に、誕生月そのままを選べば成長に合わせたサイズの服が届きます。

我が家のベビーの予定日は11月後半。
誕生月は11月でいいかな? 初産は遅れるともいうし、12月にしておく方がいいかな?
とフィルタをぽちぽちと変えている際に、11月・12月の選択によって、アウター(オーバーオールなど)のサイズが全く違うことがわかりました。
11月=新生児サイズ
12月=生後1年経っても着れそうなサイズ
誕生月に素直に合わせて11月を選択すると、ほとんど外出しないであろう最初の冬でサイズアウト。

せっかくなら来年の冬も使いたい! と思ったので、結局12月生まれを選択しました。

近い誕生月でもサイズが全く異なる可能性があるので、いろんな誕生月を試してサイズを確認してみるのも手かもしれません。
フィンランド・ベイビー・ボックスのベビー服と日本ベビー服の違い
フィンランド・ベイビー・ボックスに入っているベビー服は、日本のベビー服とはちょっと違うぞということに、私はボックスが届いてから気づきました。

注文した頃の私は、何をどれだけ買えば良いのかよくわからない。コンビ肌着と短肌と長肌はどう違うの。ツーウェイオールとカバーオールとプレオールとはなんぞ。という状態だったので、同じようなプレママさん向けに、注意点としてお伝えしたいと思います。
前開きではなく、かぶるタイプの新生児服
日本の新生児服は、前開きのタイプが主流です。
ミキハウス プレママ・プレパパ動画セミナーで肌着の着せ方を習ったのですが、当然のように前開き。
フィンランド・ベイビー・ボックスのベビー服は、かぶるタイプのベビー服が半分くらいありました。
↓は新生児用ではありませんが、全て非前開きです。

どうやら海外はこちらが主流で、ワンジーと呼ぶそうですね。
首が座ってないのに、頭からかぶせるなんて怖くない?と思っていろいろ調べたところ、どうやら、足先から履かせるのが正解みたいです。


前開きはしないけど、前身頃と後見頃が襟のあたりで合わさっていて、

手をかけると、かなり自然にガバッと広がりました。
ほほー。意外とこれ、前開きよりも便利なのでは。という気がしています!
やってみないとわからないけど!
ただ、ベビー服、特に新生児服は絶対に前開きがいいという方は、購入前に要検討ポイントかなと感じました。
ちなみに、ジッパーの前開きタイプのお洋服もありました。
これも日本のベビー服ではあまり見かけないように思いますが、楽チンなのではと期待しています。

新生児服の素材も、綿95%・エラスタイン5%の混合
新生児用の前開きボディースーツ。
素材を確認すると、95%コットン、5%エラスタインとのこと。(綿100%の服もありました)

日本ではなじみが薄い素材表記、エラスタイン。
調べたところ、いわゆるポリエステルでした。
綿100%に比べてストレッチ性が出るので、海外のベビー服において綿との混合は珍しくないみたいですね。
また、綿100%のお洋服の場合も、総じて日本のベビー服よりも厚め・固めな印象です。
私は赤ちゃんのためを考えて作られたフィンランド・ベイビー・ボックスに入っているお洋服なので、特に素材として問題はないだろう~と考えていますが、赤ちゃんのお洋服は綿100%にこだわりたい・柔らかさが重要という方には、注意が必要かなと思いました。
新生児用サイズにも、ズボン(パンツ)がたくさん!
日本のベビー服は丈が長いせいか、あまり見かけないベビー用ズボン(パンツ)。
新生児サイズ、~4か月頃のサイズ、その後のサイズでも、鮮やかなズボンがたくさん届きました。
どうやら海外ではワンジーにズボンを合わせるのが定番のようです。

ボディースーツと合わせてみると、キッズ感があるなーと思いました。
一見、長袖Tシャツとパンツというコーディネートにも見えます。
ズボンは全部で6本あったので、THE ベビー服な上下がつながったものを着せたいなという場合は、フィンランド・ベイビー・ボックスを買っちゃうともったいないかも?
でもズボン、めちゃくちゃかわいいですよ…!
とにかく早く着せたい! 赤ちゃんに会えるのが楽しみになる祝福のボックス
フィンランド・ベイビー・ボックスを購入し、夫と一緒にボックスを開け、新生児サイズから生後1年のサイズまでのお洋服を手に取り並べ広げる時間は、とてもハッピーな時間でした。

アカチャンホンポとか西松屋とかにもたくさんお洋服は並んでいますが、箱に詰まったベビー服たちはまるでクリスマスにもらうプレゼントのようで、なんだか特別。
1年でこんなに成長していくんだね、とまだ見ぬ我が子に思いを馳せました。
フィンランドでも、このボックスが届くと父親の実感が湧いたとコメントするパパたちが多いそうです。
その気持ちが、よくわかるなー。
早く着せたい! と今からとても楽しみで、ベッドにもなるボックス本体や布団・小物等の充実度も相まって、プレママ期に購入して良かったものベスト3に入ります!!! 気分が上がる!
実際の使い心地は、また年明け頃に☆