多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と診断された妊活について書きます。
2020年11月現在、私は妊娠しています。
通院中は、ほぼ毎日のように、「多嚢胞性卵巣症候群 妊娠できる」「多嚢胞性卵巣症候群 妊娠した」とインターネットで検索をかけて、治療を経て妊娠することができた女性の体験談を、希望を持って読み漁っていました。
いつか妊娠できたら、私も「PCOSでも妊娠できたよ!というブログを書こう」と思いながら。
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)でも妊娠できた⑨~排卵しても低温期? ガクンと下がった基礎体温の続きです。
基礎体温がガクンと下がったあとに高温期へ移行
「既に排卵してしまった」と病院から排卵見逃し宣言をされた後に、基礎体温がガクンと下がり、その後高温期へ移行。
高温期移行までの、2月上旬からの流れを整理します。
2月9日~13日 クロミッドを服用
2月13日 卵管造影検査のための別病院の初診へ→次回生理後に検査をする予定に
2月17日 通院(卵胞チェック・ゴールドサイン1回目)→卵が育ってないとの診断
2月21日 通院(卵胞チェック・ゴールドサイン2回目)→LHサージ遅延との診断
2月25日 通院(卵胞チェック3回目)→22~23日に既に排卵してしまったとの診断、でも基礎体温は低温期のまま
2月28日 アプリの排卵予想日
3月2日 基礎体温がガクンと下がる
3月3日 高温期に移行
基礎体温が正しいなら、病院の排卵見逃しの診断が誤りで、22日~23日はまだ排卵していなかった・基礎体温が下がった前後で排卵したという可能性が高いと感じました。
排卵日に合わせられなかった、夫婦生活のタイミング
やっぱり2月末に排卵は起きていなかったのだろうと分かってその時後悔したのは、夫婦生活のタイミングを合わせられなかったこと。
病院からは排卵見逃し宣言をされていたので、今週期は「〇日にタイミングを取ってください」という指示がなかった。
排卵は、1ヵ月に1回しかない。
せっかく今月は排卵があったのに、貴重な機会を見逃して無駄にしてしまったのか。。。
というやけっぱちな気持ちだったので、
「今月はもう排卵終わっちゃったし、タイミングとかもう考えなくていいよねー」
と、妊活を意識しない通常の夫婦生活のみでした。
せめて、本当に排卵してしまったのか?という疑いを持って、自分の信じるタイミングで夫婦の営みを設定しておけば良かったのですが、タイミングを狙った行動は起こしませんでした。
一方で、病院からの指示により、排卵日まで夫婦生活を避ける生活が続いていたので、排卵見逃し宣言後は、夫も私も少し気持ちが楽になった一面もあったかも。
やっぱり、妊娠したい! が主となる夫婦生活は、お互い理解・納得していたとしても、ちょっとしんどい時があるから。。。
2週間以上続く高温期
排卵見逃し宣言と、その後の基礎体温の上昇=排卵疑惑、取れなかった夫婦生活のタイミング。
そんな私のモヤモヤをよそに、結局、高温期は2週間以上続きました。

何度か体温が下がることもあったけれど、36.50度を下回ることはなし。
マジか。
初めての経験…
これは妊娠? 期待して裏切られるのが怖くて夫に言えない
ひょっとして、妊娠してる?
そんな気持ちが3月中旬頃から芽生え始めていたけど、
毎朝基礎体温を計る度に「今日こそ体温が下がるかも」と緊張し、
トイレに行くたびに「生理が来てるかも」と不安になるのを繰り返していると、
夫にもなかなか言い出せず…
なぜかというと
妊娠したかもと期待して妊娠していなかった時が怖いから。
通院する前から、
今月は妊娠したかも?→生理が来てがっかり
卵胞が順調に育って排卵するかも?→全然だめ
を繰り返し、
排卵してタイミングが取れた!→生理が来る
を経験していると、
やっぱり今回もダメなのでは?
と、期待しないように…期待しないように…(でもどこかで期待もしている)と、だんだんと心が疲れていってしまうのですよね。
そんな風に自分の心をガードしながら、基礎体温は高温期のまま、時間が過ぎていきました。